マンガ版の「陰の実力者陰の実力者になりたくて」を購入しこれから読もうと思っている人に、
「陰の実力者陰の実力者になりたくて」を全巻(記事執筆時時点で発売中の巻)買って読んだ個人的な感想とおすすめ度をお伝えします。
マンガ版「陰の実力者陰の実力者になりたくて」は
- 時にシリアス時にコメディな展開が飽きない
- 主人公たちが強くてクールでカッコいい
- 主人公が身内の中で神格化しているところがちょっと面白い
陰の実力者陰の実力者になりたくてとは?概要とあらすじ
主人公は15歳のカゲノー男爵家の嫡男シド・カゲノー。
シドは転生前は日本人の男子高校生で昔から「陰の実力者」になる事に憧れを抱き、体を鍛え武術を磨き修行の日々を送っていました。
最終的には魔力を身に着けようとしますが修行中に事故死してしまいます。
転生後は魔力を幼少期から操れたため家族にも実力を隠し「影の実力者」に徹しますが、盗賊を倒した時に、奴隷にされ「悪魔憑き」となっていたアルファという少女を救ったことから運命の歯車が動き始めます。その時とっさに考えて話した「ディアボロス教団」という謎の組織と「悪魔憑き」となった人々にまつわる話が実は...。
マンガ版は「月刊コンプエース」で連載されています。
元はWEB小説ですが1年近く更新されていません。
書籍版とコミックは途中から展開が違います。
陰の実力者陰の実力者になりたくての気になる評価は?
・微妙にズレながら噛み合ってくところが面白い
・自覚あり中二病漫画です
・シリアスな中二病の女の子達が可愛い
批判的な声の中には、「(絵やストーリーが)すこし雑に思う」とか「原作の魅力が伝わらない」などの意見がありました。
私も実際に読みましたが普通に楽しく読めました。個人差はあると思いますが絵や描写が雑だと感じた場面はなかったです。
ストーリー展開はコメディ交じりのシリアスチックな展開で飽きが来ないですし、
クスっと笑える場面も多くバトルシーンもカッコいいので読んでいて楽しいかなと個人的に思います。
一気読みしてしまいました。
この作品はシドとその周りの絶妙な噛み合い具合と「俺つえぇ」なバトルシーンを楽しむマンガ
シドは言わずもがな、規格外の強さを誇ります。ですがそれは才能ではなく努力によるものです。
「陰の実力者に徹する」という信念を貫き続け、敵対勢力を一掃していくシドはカッコいいです。
いつの間にかシドの周りには規格外の強さの美少女が集まりますがそれがまた「陰の組織の人間は圧倒的」な感じでワクワクします。
ただの俺つえ―な展開だとつまらなくなっていたと思いますが、コメディ要素が多くストーリーが破綻しない範囲の大胆な展開があるおかげですごく読み応えのある作品になっているのかな...?
作品が向いていると思う人
・バトルマンガが好きな人
・シリアス&コメディな展開が好きな人
・俺つえーが好きな人
コメディ要素については「ふざけ倒している」わけではないので、
笑い要素一辺倒な作品が好きな人にはそんなに向いていない気がします。
アニメ化などの情報はあるのか?
今のところありません。
まだ4巻までしか出ていないので、仮にアニメ化されるとしてももっと時間がかかるでしょう。
個人的にはぜひアニメ化してほしい作品なので今のうちに「もっとファン増えてくれ~~!」といった感じです。
まとめ
「陰の実力者になりたくて」は適度にクスっできてバトルシーンも面白い、暗躍する主人公たちが圧倒的存在でワクワクできるマンガです。
まだ読んでいない人はぜひ読んでみて下さい。