要素:ファンタジー剣と魔法復讐ざまぁ転生ストレスみんなクズ
マンガ版の「盾の勇者の成り上がり」を購入しこれから読もうと思っている人に、
「盾の勇者の成り上がり」を全巻(記事執筆時時点で発売中の巻)買って読んだ個人的な感想とおすすめ度をお伝えします。
総合評価:
マンガ版「盾の勇者の成り上がり」は
- 我慢する展開がかなり多い(イライラする)ざまぁ系のマンガ
- 読む人を選ぶ作品だがハマると面白い
- 主人公の味方以外の登場人物がクズ過ぎる
盾の勇者の成り上がりとは?概要とあらすじ
図書館で四勇者について書かれた本を手にとった大学生の岩谷尚文は、盾の勇者として異世界にある国家メルロマルクに召喚されます。
そこには、剣の勇者(天木錬)、弓の勇者(川澄樹)、槍の勇者(北村元康(一番クズ))も召喚されていました。
波という次元のはざまから魔物が大量発生する災いから世界を守ることを国王から命ぜられ、それぞれの象徴の武器を鍛えるために供を連れて旅をすることになります。ですが攻撃手段がなく不人気の盾の勇者尚文のパーティーとなったのは女従者マインだけ。
そしてマインは、あろうことか尚文を裏切り全財産を盗み取ります。それだけではなく尚文に婦女暴行の冤罪をかけ...。
勇者としての信用や金をすべて失った尚文は異世界の人々に絶望し一人で城を出たのち、攻撃役として亜人奴隷の少女ラフタリアを購入。
2人だけの旅が始まる...。
原作は小説投稿サイト「小説家になろう」で、オンライン小説として2012年から連載されていました。原作は完結しているようです。
盾の勇者の成り上がりの気になる評価は?
・悪い意味でのご都合設定に疑問が尽きない作品
・これはほぼ「ラフタリアという少女と盾の勇者の物語」一言でいうと面白い
・周りがクズのご都合主義すぎて読んでてイライラする!
この作品はかなり向き不向きがある作品です。(というか復讐物は大抵そうですよね)
悪い評価に多かったのは「イライラばかりで、発散できる展開が少なすぎる」という声。
私も読破しましたが確かにそうですねwイライラが溜まる展開の割合が多いです。
アニメ版と比べるとイライラが多いという点は同じですしたが主人公の描写が少し幼くて表情も少し豊かかなという印象でした。
とはいえ不憫極まりない盾の勇者一行の復讐劇(ストーリー)はしっかりしたものになっています。
私はあっという間に読破してしまいました。
盾の勇者の成り上がりはなかなか報われない主人公をつい応援してしまうくらい没入できる
この作品は読んでいて本当に腹が立ってきます。勇者の中で唯一まともな主人公が極めて不遇の扱いを受け続けてしまうんですよね。
ほんと読んでいてむかついてきますし尚文(主人公)の忍耐力すごいな..。それでも世界を救おうとするんだもん...。
つい応援せずにはいられなくなるマンガで、ダークでシリアスな物語です。
他の勇者も王族もほんと同じ人間とは思えない...。
ラフタリアとフィーロが支えてなかったら尚文はきっとあきらめていたかも...。
原作はそこそこ前の作品なので設定なんかは割とシンプルで読みやすいと思います。(ただし読んでてめちゃくちゃイラつく(笑))
作品が向いていると思う人
・ダークシリアス系が好きな人
・我慢の連続の展開が好きな人、耐えられる人
1巻で合わなければそこで止めておいた方が良いです。6巻目あたりから周りのキャラの異常さが増してきます。
不愉快な展開が多く続くので読んでいてストレスが溜まりやすいです。
アニメ化などの情報はあるのか?
すでにアニメ化されています。
しょっぱなからイライラさせてくれましたね(笑)ほんと周りがクズ過ぎる。
アニメ版の尚文は口数少ないイケメンお兄さんって感じです。
2期3期の制作も決定しています。2期の放送は2020年10月~の放送が濃厚です。(コロナのせいでどうなるか分かりませんが)
まとめ
盾の勇者の成り上がりは、耐性のない人からすれば「イライラしてストレスが溜まるだけ」の作品です。
まぁほかの復讐物もそんな感じですが。この作品は「スカッ」とする場面が少ないので必要耐性は高めです。
とはいえ、こういった作品が好きな人やだんだんと能力が増えていく系の展開が好きな人にはとても楽しめるマンガだと思うのでまだ読んだことのない人はこの機会にぜひ
読んでみてはいかがでしょうか?
要素:ファンタジー剣と魔法復讐ざまぁ転生ストレスみんなクズ